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CORRESPONDENCE / LANDSCAPE 017


Part - 2

大塚勉(写真) × 鬼頭明稚(絵画)


   




2017.7.8(sat) - 7.23(sun)


OPEN 12:00  CLOSE 19:00 / 日曜 18:00 CLOSE
月・火曜 休廊



OPENING PARTY:2017年7月8日(土) 18:00 - 20:00




landscape … 風景、景観、景色等と訳されるが、古来landscapeの意味は西欧においては風景そのものではなく風景画を指して
いたようだ。周知の通り、風景の景は光を意味していて、風邪光という言葉と合致する。風景画が宗教的物語の背景から自立し、
19世紀には重要な絵画表現になった。風景画の成立である。やや遅れて風景写真が現れるが、風景画の一概念としてであった。
そこから風景画と風景写真はそれぞれ影響しつつ今日のように多彩な表現形態をとるようになり、CG表現では風景画と風景写真の
境界は完全にその姿を消した。一見古いと思われる風景というテーマが未だ表現域に存続するのは、表現の本質に作用している
からだろう。さて、今回の展示では風景画と風景写真を同一空間に対比させるかたちをとる。説明的なものから抜け出た心象も含
む風景画、ここには作者の深い世界の掘り起こしと篩にかけられた表現のコアにある結晶が見られる。これこそが作者と風景の外
的・内的関わりにより熟成された表現の本質であり、観る者をシンクロさせる静かなる芸術的エネルギーだ。一方、風景写真は
現実の受容、現実への興味を通しつつ、光を利用して風景画と同じく表現のコアに至る。表現形体がやや異なるが、至るべき領域
は全く同一である。そして作者は制作過程において、見えるものを定着しながら、結果としてそこに見えないものを現出させるこ
とが出来るだろう……………それらを感受するものが特別な時空間に誘われる。     アートディレクター クボタタケオ



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