東京都の緊急事態宣言や現在の状況を弊社なりに考慮し、工房親は4月25日(日)から5月12日(水)の間休廊いたします。開催予定の架菜梨案展「ばたふらい」は、緊急事態宣言の終了後に会期延長を行い、皆様に安心してゆっくり展示を見ていただく機会を設けさせていただきます。
新しい会期は 5/14(金)-5/30(日)までとなります。
個展は日本で初の架菜梨案のセラミック展です。
画家として、フランスに留学した彼女は、パリでセラミックと出会い学校や工房で陶芸の勉強を重ねた。
そしてついに彼女はフランスで、陶芸作品を発表する。
たちまちその可愛くユーモアのあるセラミック作品は人気が出て、フランスのコレクター達からも求められるようになりました。
購入者の一人でギャラリストのマリーヴイクトワールは、下記のように語っている。
架菜梨案のうさぎを初めて見た時、私は一目惚れしました。
何故ならまず、その作品は具象であるだけではなく、ひとつの形態であり、
ほとんど抽象的でマットな白い塊であるのです。
パリ国立高等美術学校での卒業制作では、完全に独創的で自由で、際立っていました。
彼女の想像力は、なんと魅力的なのでしょう。
そして、私たちの生きている卑劣で公正さの期したこの時代に、爽やかさ、詩、
そして鑑賞者に様々な反応を引き起こす、新しい美をもたらしてくれるのです。
彼女のうさぎは啓示者であり、私に幸せを運んでくれるのです。
マリー・ヴィクトワール ポリアコフ(Galerie Pixi - Marie Victoire Poliakoff、パリ)
今回、架菜梨案はセラミックで彼女の世界を繰り広げる。
タイトルは「ばたふらい」
ヒラヒラと自由に軽やかに舞う蝶やぴょんぴょんと駆ける白兎、スルスル木登りのリスなどの小動物達の秘密の森は賑やかで楽しいまさに架菜梨案ワールドです。
生、命いのちとは、生きる喜びを謳歌して讃歌する世界が拡がります。
生きる喜びやモチベーションを感じさせる彼女のセラミック作品は、コロナ感染に振り回され疲れた人々を人間の持つユーモアとエロスを感じさせて楽しませてくれるでしょう‼️‼️
ユーモアと楽しさを感じて心を潤し寛容な世界を取り戻すきっかけとして頂きたいです。
(工房親 主宰 馬場隆子)
架菜梨案 Kanaria
「2匹のかたつむり」 セラミック 16×33×27cm 2020 ※展示作品ではありません。
2011年多摩美術大学美術学部油画科卒業。
2014年に渡仏し、2017年パリ国立高等美術学校修士課程終了。
2011年福澤一郎賞、2018年Cabane Georgina賞、Maurice Colin-Lefrancq賞受賞。
ZEN FOTO Galleryにて2011年より毎年個展を開催するほか、東京、パリにて精力的にグループ展、公募展などに参加。工房親では、主に「春韻」展でご紹介。2018年~2019年、パリのアーティストインレジデンス、Cité internationale des Artsに滞在。
▼展覧会概要
展覧会名 ばたふらい
会期 2021年5月8日(土) - 5月23日(日)
2021年5月14日(金)~5月30日(日)
開廊 水 - 日 12:00 - 19:00
(日曜祝日は18時まで。展示最終日は17:00まで。)
休廊 月・火
会場 工房親
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3
TEL / FAX 03-3449-9271
交通 地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分
JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分
渋谷より都バス06 新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車 徒歩3分
「恵比寿駅」より都バス 田87 田町駅前 行 「恵比寿2丁目」下車 徒歩4分
Website https://www.kobochika.com