さまざまな形、さまざまな色
2019年11月21日(木) - 12月22日(日)
このたび、工房親(東京・恵比寿)にて、企画展「さまざまな形、さまざまな色」を11月21日(木)から12月22日(日)まで開催いたします。
絵画、版画、漆、彫刻、テキスタイル、立体、平面作品などなど、さまざまな素材やカタチをお楽しみいただける大展覧会。新作を中心に37点の作品を展示。
作家20名が1つのハーモニーを奏でる「工房親の第九」とも言える。
1年の終わりを締めくくる展覧会として、様々な想い出があるが最後は歓喜の歌で大合唱するように、ギャラリーから「工房親の第九」をお届けします。
11月24日(日) 3 - 5pmに、オープニングレセプションを開催します。どなたでも、ご自由にご参加いただけます。会期中、みなさまのご来場お待ちしています。
▼展示風景一部
▼1年の感謝の気持ちを込めて、展示作品と合わせて本展の特色でもある「作家による小品コーナー」も必見
長谷川誠 十数種類のクラフトワーク。 西山晴恵 七宝 ( 写真は2018年時 )
<作家> ( 50音順)
雨宮透 一条美由紀 押鐘まどか 木南玲 日下芝 クボタタケオ 小林真理江 榊原勝敏 阪本あやこ
さとう陽子 西川雅典 西山晴恵 似内美乃里 根本篤志 長谷川誠 花村泰江 堀部由佳子 松本晃
百瀬陽子 好宮佐知子
以下作家略歴と展示作品を紹介します。
雨宮透 AMEMIYA TORU
「北の少女」 2003 W11×D10×H20cm(台座を含む) ブロンズ
おさげ髪の少女をモデルに、清純で素朴なイメージを表現しました。
頭像も台座も蝋型鋳造でブロンズにし、全体を温もりのある、落ち着いた
感じに仕上げました。
「すばる」 1991 W10×D12×H19cm(台座を含む)ブロンズ・黒御影石
友人の子どもがモデルで、幼児の純真無垢な表情に心惹かれ制作しました。幼児の顔をそのまま写しとるのではなく、私自身の心に強く感じたものを表現しました。
雨宮透 AMEMIYA TORU
1943 東京に生まれる
1970 新制作展初出品、
1973 東京造形大学彫刻研究室修了
1975 新制作展新作家賞受賞(同’86年,’87年)
1989 山形で制作を始める
1992 個展(工房親)
2003 個展(山形県文翔館)
2007 個展(銀座東和ギャラリー)
2011 個展(真下記念美術館)
2013 二人展(工房親)
2018 「さまざまな形、さまざまな色」工房親
他、個展、グループ展多数
現在 新制作協会会員 日本美術家連盟会員
一条美由紀 ICHIKYO MIYUKI
「飽和する空虚な意識」「予感のする庭先」「未解決の河」(上から順)
2019 PVC、ポリプロピレン、ダーマートグラフ、他 24.5×24.5×8cm
「飽和する空虚な意識」
考えることがあり過ぎて、心を空っぽにしてしまった
「予感のする庭先」
何かが来る予感、良いことなのか、それとも悪いこと?
「未解決の河」
誰もがそれぞれ問題を抱えている。そして答えを探し求めている。
一条美由紀 ICHIKYO MIYUKI
1994~2001 Kunstakademie Dusseldorf(デュッセルドルフ美術アカデミー)在学
2019 都美セレクショングループ展 2019 東京
2018 学習院女子大学 文化交流ギャラリー 、ギャラリー美の舎、3331 ART FAIR アーツ千代田3331 、ART TRACE GALLERY 東京
他個展、グループ展 多数
押鐘まどか OSHIKANE MADOKA
「FiberExperiment層 BLUE」2019
羊毛,クレイ, 樹脂 H19cm×W25cm×D12cm
山肌、大地のうねり、生物の息吹を感じられるような質感とフォルムをめざし制作。
羊毛は古来遊牧民などが不織布とし生活に使用してきた古い素材だが、層にしてアルカリ処理するその工程が象嵌を想起させ、本作品の着想を得た。
「FiberExperiment穿 RED」2019
羊毛,クレイ, 樹脂 H10cm×W15cm×D10cm
海辺の岩肌、生物の息吹を感じられるような質感とフォルムをめざし制作。
押鐘まどか OSHIKANE MADOKA
×+ TE×TILE【カケアワセル・テキスタイル】をコンセプトに織、編、染、縮絨、テキスタイルのさまざまな技法を掛け合わせ、色、柄だけではない、今までにないテクスチャーとサーフェイスを探求。上質で五感をくすぐるテキスタイルを制作
1990 女子美術大学付属高校卒
1995 多摩美術大学デザイン科染織デザイン専攻卒
2016 個展「ROOTS」武蔵小山TRANSHIP
2017 個展「テキスタイルの箱舟」代々木八幡 CACE Gallery
2018 「さまざまな形、さまざまな色」工房親
木南玲 KINAMI REI
「なかなおり」「ごろごろ」左から順 2019 紙に油性インク 24.2cm x 29.5cm
「なかなおり」
喧嘩してしまった後の気まずいような恥ずかしいような空気感を表現しました。
「ごろごろ」
お互いがいることで安心できる柔らかくて温かい空気感を表現しました。
木南玲 KINAMI REI
東京都生まれ
2019 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2019~ 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程 絵画専攻版画第二研究室 修士一年 在学中
メルク社・スカラシップ-Art Work With Merck2019参加
2019 アートでいこうーいぬ・ねこ特集ー
2019 第67回東京藝術大学卒業・修了作品展
2018 第13回藝大アートプラザ大賞展
日下芝 KUSAKA REISHI
「rhombus」2019 アクリル絵具、綿布、パネル 30cm x 30cm
図形に形取られた絵具の状態からみえてくる風景を考えています。
日下芝 KUSAKA REISHI
1968 北海道生まれ
1992 創形美術学校卒業
1999-2000 ホルベイン奨学生
1999 平成10年度第4期常設展 (埼玉県立近代美術館)
1999 個展 ( 工房 親 )
2008 art oosaka - ( 堂島ホテル・大阪) ( 工房 親 )
2009 slick09 - ( 工房 親 ) (paris・france)
2009 東京コンテンポラリーアートフェア
2016 「ART × BIKE 自転車、たおやかに…」工房親
2019 「Kontrapunkt 」工房親 など他展示多数
パブリックコレクション
埼玉県立近代美術館
クボタタケオ KUBOTA TAKEO
「OTO」2019 Lambda Print 20cm × 26cm
今年、工房親で開催した「絵画を考える」DMのオリジナルです。10バリエーションのうちの1点。
クボタタケオ KUBOTA TAKEO
京都市立芸術大学西洋画科構想設計卒業
画家・写真家・デザイナー・アートディレクター
2003 川崎IBM 市民ギャラリー
2009 SLICK09 (Paris, France) 工房親
2014 個展「H・A・R・E・M・A」 工房親
2015 ART×BIKE「夢想する自転車」工房親
2019 「Kontrapunkt 」工房親
小林真理江 KOBAYASHI MARIE
(左)「巡り合い」2019 紙・水彩・コラージュ 40.2 × 28 cm
(中央)「つがい」2019 紙・水彩・コラージュ 27.5 × 19.9cm
(右)「夕暮れ」2019 紙・水彩・コラージュ 19 × 27.5cm
気持ち良く晴れ渡った空や、枝の隙間から見える夕焼け、果てしない星空を見ていると、「時間」と「空間」の果てしなさを感じ、自分の小ささを感じます。一方で、枯れたと思った木の根本から新しい命が芽吹いているのを見たり、小さな体で冬を越す為にはるか遠くの土地から我が家の庭までとんでくる小鳥を見ると、命の強さを感じます。この矛盾しつつも同時に存在するこの「感じ」を日々のモチーフにし絵を描いています。日頃描いているアクリル画を「切絵みたい」と表現されることが頻繁にあるので、実際に「切り絵」でやるとどうなのかな?と思いたち、今回は特別な切り絵(コラージュ)バージョンに挑戦してみました。
小林真理江 KOBAYASHI MARIE
絵画とタイルやガラスを用いたモザイクオブジェ作品を 制作。3歳の娘あり。近年は山中温泉鶴仙庵や茨城県立 こども病院にモザイクオブジェを設置した。
1983 茨城県水戸市生まれ
多摩美術大学油画専攻卒業
東京芸術大学大学院修士課程壁画研究室修了
ALBIONAWORDS 2012 金賞受賞。
2017 個展「小林真理江作品展 -fantastic world-」(日本橋三越/ 東京)
2016 NEX TJAPAN(The Nippon Gallery at The Nippon Clib New York/USA)
2018 「さまざまな形、さまざまな色」工房親
榊原勝敏 SAKAKIBARA KATSUTOSHI
「ここから先は通しません #1」 2019 ミクストメディア 25×41×10cm
「ここから先は通しません #2」 2019 ミクストメディア 25×41×10cm
「ここから先は通しません # 3」 2019 ミクストメディア 10×16×5 cm
榊原勝敏 SAKAKIBARA KATSUTOSHI
1989 筑波大学芸術専門学群卒業
1997 年から個展、グループ展等で発表
2012 LIfe(ギャラリーツープラス 東京、土澤芸術商店ぷると 岩手)
2013 ねたろう(ギャラリーツープラス 東京)
2016 浮遊層の方々ー着地点を見出せないオヤジ達 (GALLERY CAMELL!A 銀座)
阪本あやこ SAKAMOTO AYAKO
「スミカ」2019 綿糸 毛糸 原毛 27 × 62cm
何かがひょっこり顔を出しそうなそんな場所をイメージして制作しました
水引で使われる結びの技法をアレンジし、面と線で表現したレリーフです。
阪本あやこ SAKAMOTO AYAKO
多摩美術大学染織科卒業
織物やニットを組み合わせた小物、バック制作をはじめ、紙やフェルトを使った作品を書籍、雑誌へ提供している。
著書 「子どものイラストでママが作るキッズのバッグ」 「フェルトでつくるかわいいモビール」
さとう陽子 SATO YOKO
(上)「ばっかみたいなばかばっかりばっか」2019 銀色の紙にコラージュ,ミクストメディア 48×35.5cm
整えるのではなく、作品をどれだけ脱臼できるか試みた。
(下)「掻き出された泥のように眠れば」2019 銀色の紙にコラージュ,ミクストメディア 48×35.5cm
制作している時、‘野性’について感じ考えていた。
さとう陽子 SATO YOKO
絵画、写真、誌、パフォーマンス等を通して、世界との向き合い方を問い続けている作家。作品は五感を使って作られる。それは、細分化された生きる機能を再統合する作業でもある。
1958 年生 日本大学芸術学部卒。
1986 年より現在まで毎年個展。 G アートギャラリー、川崎IBM 市民ギャラリー、gallery21yo-j ギャラリー檜、Shonandai
Gallery、トキ・アートスペース等
西川雅典 NISHIKAWA MASANORI
「みなも」漆、麻布、和紙、錫粉、プラチナ粉 2019 W17×D17×H90cm
麻布を漆で貼り重ねて素地を作る乾漆技法で作りました。乾漆の薄く作れる特長を生かして造形を試みました。黒漆の鏡面仕上げと和紙や金属粉を使用したレイヤーの対比の効果を試みました。
西川雅典 NISHIKAWA MASANORI
1991 北海道教育大学卒業
1997 東京芸術大学大学院美術研究科修了
1992 ’92工芸都市高岡クラフト展「グランプリ」
1995 朝日現代クラフト展「優秀賞」
1996 札幌芸術の森クラフトコンペ ’96「奨励賞」
2003 「器のメッセージ」(プラスマイナスギャラリー)
2011 台北世界デザイン博覧会 国際工芸デザイン展 日本ブース出展(台北)
2014 La vie quotidienne et les objets d’art ?Exposition de JCDA出展(フランス・パリ)
2017 CONTRAST Japan’s Potential 工房親
清州工芸ビエンナーレ グローバルパビリオン 出展(韓国・清州市)
2019 LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 2019 ファイナリスト
他、個展、グループ展多数
西山晴恵 NISHIYAMA HARUE
(右)「ティランジア」パネルにアクリル 2019 21 × 15cm
(左)「mure」パネルにアクリル 2019 21 × 15cm
「mure」は6月の個展に出品したもので、多肉植物をモチーフにしている。そこから多肉植物を単体で扱うイメージが派生し、「ティランジア」を描いた。
西山晴恵 NISHIYAMA HARUE
1967年生まれ
1991年 多摩美術大学 絵画科 油画専攻卒業
1993年多摩美術大学 大学院 美術研究科 終了
1992年より、ルナミ画廊、トキアートスペース、Gallery360、川崎IBM市民文化ギャラリー、等で、個展、グループ展多数。 2010年頃より、作品形体をそれまでの立体作品から絵画に変更。工房親にて毎年グループ展に参加。
2008年工房親よりアートフェア「アート大阪」、2018年ShonandaiGalleryより「Affordable Art Fair」(ベルギー、ブリュッセル)に出品。
その他、2002年スターバックスコーヒー400号記念店舗(横浜)店内アートワーク制作。(エリア再開発のため現存せず。)
似内美乃里 NITANAI MINORI
「粒①」2019 石膏ボード 油絵具 15 ×15cm
雨に打たれ泡になって消え行く様子を表現しようと思いました。凛とした強さと、脆さなど色々と感じていただけましたら幸いです。
「粒②」2019 木 油絵具 アクリル 36.5×26cm
前回の点作品から少し動きを出してみました。粒が消えそうになったり流れ星のように流れたり誕生したりするイメージで一粒一粒描きました。
作品二点に関しては、普段から細かい模様が好きで、日常生活では、水滴や、お祭り・スクランブル交差点の人混みを見たり(人混みの中に行くのはあまり好きではないですが見るのが好き)海の砂一粒一粒や、生地の表面などをよく見るのですが、どれも小さく、細かく、なのに数が揃うと統一性があって力強さがあって、繊細なのに強さが感じられるところに憧れてこういった形になりました。
似内美乃里 NITANAI MINORI
1993.10.15生 岩手県宮古市出身、盛岡市在住 職業:会社員
盛岡大学短期大学部 卒
2013 MINORI NITANAI 1st EXHIBITION 2013 岩手県盛岡市 クラムボン
2016~2018 「さまざまな形、さまざまな色」 工房親
根本篤志 NEMOTO ATSUSHI
(右)「もしもの話」2019 リトグラフ、水彩、和紙、洋紙、枝、葉
45.5×35.5cm (額サイズ) 33×23cm (作品サイズ)
(左)「つないだ手」2019 リトグラフ、水彩、和紙、洋紙、枝、葉
45.5×35.5cm (額サイズ) 33×23cm (作品サイズ)
きっと変化していくことから目は逸らせないのだと思います。この作品も変化していきますが、その時にどんな手を差し伸べていただけるのかで、この絵も変化していくのだと思います。時間や空間を超えて触れ合える世界であったら良いなと思っています。
根本篤志 NEMOTO ATSUSHI
1987 東京都生まれ
2011 法政大学文学部日本文学科 卒業
2015 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2017 東京藝術大学大学院美術研究科 修士課程 絵画専攻 版画第一研究室 修了
2015 神山財団芸術支援プログラム奨学第2 期生 第83 回日本版画協会版画展 入選
2016 第5 回FEI PRINT AWORD 大賞 その他受賞多数
長谷川誠 HASEGAWA MAKOTO
「霧の様態-02」2019 印刷物 熱溶融形接着剤 25,5×17,8cm
「霧の様態-01」2019 印刷物 熱溶融形接着剤 29,5×21.0 cm
2019年より開始した新シリーズ。以前よりアウトドア関連のカタログに使われる風景写真に着目してきたが、シーズン毎に膨大な数の印刷物として企業イメージに帰属しながら消えていく風景にもう一つの「風景」を感じるのだ。主に商品カタログの表紙を飾るコーポレートサインをその背景にある風景と同化させるように消去する。無名化されていく風景にさらに半透明なグルースティックを熱溶融させて流し込む。もはや風景は匿名性を持ちながら私から遠く離れていく。
長谷川誠 HASEGAWA MAKOTO
盛岡市在住 岩手大学卒業
1990 岩手県優秀美術選奨受賞
1995 第九回ホルベインスカラシップ作家
2015 個展「起伏ある風景へ」ギャラリー彩園子Ⅰ、Ⅱ(盛岡)
2016 「CONTRAST- 長谷川誠・小林晴郎」工房” 親”(東京)
「 2016 年の IMA」岩手県立美術館(盛岡)
2017 個展「凍土」Cyg アートギャラリー(盛岡)
2018 個展「辿りつかない峰」晴山倉庫Fine Arts(花巻)
2019 「CORRESPONDENCE / LANDSCAPE -起伏ある風景へ- 」工房親
花村泰江 HANAMUNA YASUE
「at the window」2019 ベランアルシュ紙、木版コラグラフ 38cm × 45cm
職場の窓から見下ろした、神保町のビルの間にある中学校の景色を切り取り、家庭の日常的な窓際と組み合わせた作品です。
木版コラグラフを一版多色刷りの技法であるヘイター法で刷っています。素材は、段ボールや厚紙など身近なものをコラージュして版にしています。
(左)「cyclamen」2019 ベランアルシュ紙、銅版画 10 × 10cm
(右)「cyclamen」2019 ベランアルシュ紙、銅版画 25 × 21cm
クリスマスシーズンに華やかに花屋に並ぶシクラメンを銅版画(エッチング)で制作しました。
刷り違いで、雁皮刷りを取り入れ、版画ならではの表現で色をつけました。
花村泰江 HANAMUNA YASUE
1966 ボストン生まれ
1989 筑波大学芸術専門学群美術専攻卒業
1991 筑波大学大学院修士課程芸術研究修了
1995 ブラウンシュバイク芸術大学( ドイツ) 留学
2012 仏蘭西厨房かえりやま 工房親
2012 「絵画を考える」展 工房親
2013 「春韻」展 工房親
2018 「さまざまな形、さまざまな色」工房親
堀部由佳子 HORIBE YUKAKO
「moving - tree」2019 油彩、キャンバス 33,3 × 24,2cm
動いているイメージの三角形を線描を中心にして描きました。
赤い色や木のイメージでクリスマスの風合いを出してみました。
堀部由佳子 HORIBE YUKAKO
1986年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1988年 東京芸術大学美術学部版画科修了
1986年 小野画廊 銀座
1998年~2018年他 工房“親”個展ー企画展
1999年他 銀座九美洞ギャラリー
2003年 ギャラリー52三人展 飯田橋
2004年 韓国-Environment Art Expo Korea 2004 韓国
2005年 niche gallery 3人展 企画展 銀座
2011年~17年 東北大震災復興支援のためのサポート展サポサポプロジェクトに参加
TAMON賞展、第9回ホルベインスカラシップ、第3回アート公募’99企画作家選出展、 第7回日仏会館ポスターコンクール佳作、ギャラリーフィナール日仏現代作家展
松本晃 MATSUMOTO AKIRA
「melting point」2019 鉄、顔料、樹脂 43×25×4㎝
鉄の地金を炉の中で融点ギリギリまで加熱していくとじわりじわりと板の表面が融解しはじめる。炉から出し、表面を被っている酸化膜を取り除くと紋様化した鉄の肌が露になる。その時、素材が今まさに動き始める様相と対面する。その様相に触発され制作した作品です。
松本晃 MATSUMOTO AKIRA
1964 埼玉県川越市生まれ
1992 東京芸術大学大学院美術研究科鍛金修了
1995 同大学院芸術研究科博士後期課程満期退学
1996 個展 METAL WORKS - 地殻景- 工房親
2002 個展 METAL WORKS -TURN- 工房親
2003 現代日本の工芸作家たち展( 銀座)
2004 机上空間の為のアートワークス展 X ( 銀座)
2015 CONTRAST ( 工房親)
2018 さまざまな形、さまざまな色(工房親)
百瀬陽子 MOMOSE YOKO
「おばけの祈り」 2019 紙粘土、アクリル絵具、油絵具 23cm ×23cm × 23cm
朝方の眠りで見る夢に、亡くなった家族が出てくることがあります。わたしは、夢の中でもその人が死んだことを知っているけれど、そこでは「死者」として生きている姿を見ます。生者と死者が共にいて、幸せな気分になります。
百瀬陽子 MOMOSE YOKO
2001年 - 2006年 武蔵野美術大学油絵科在籍 同大学院修士課程修了
2005年 - 2006年 パリ国立高等美術学校交換留学
主な展示
2018 『足下から空を蹴る』百瀬陽子キュレーション企画 / ART TRACE Gallery/ 東京
2017 個展 『いとしのサハー』 恵比寿映像祭関連企画地域連携プログラム / 工房親/ 東京
2016 二人展『悪夢』 / ART TRACE Gallery/ 東京
好宮佐知子 YOSHIMIYA SACHIKO
「静かな帰り道(3月)」水彩ガッシュ、白亜地、寒冷紗、パネル 20×27cm 2019年
暗くなってからの帰り道、大通りを抜けて住宅街に入ったとたんあたりはシーンと静まり返りました。家々からは灯りがもれ、それぞれの時間が流れているのを感じました。
好宮佐知子 YOSHIMIYA SACHIKO
1977 東京生まれ
2005~2006 イタリア世界遺産ガッラ・プラチディア廟モザイクの保存と現地修復活動への参加
2006 東京藝術大学大学院美術研究科 博士後期課程美術専攻(壁画)修了
2015~2018 東京藝術大学非常勤講師
2017~ 愛知県立芸術大学非常勤講師
賞歴
2003 第8回ADSP 資生堂
2007 Shanghai Art Fair Emerging Artists Exhibition Shanghai MART 中国 特別賞
パブリックコレクション
台東区 東京
▼展覧会概要
展覧会名 さまざまな形、さまざまな色
会期 2019年11月21日(木) - 12月22日(日)
オープニング ( どなた様でもご参加頂けます。)
11月24日(日) 15:00 - 17:00
開廊 水 - 日 12:00 - 19:00
(日曜/祝日は18時まで。展示最終日12/22は17:00まで。)
休廊 月・火・第一水曜(12/4)
会場 工房親
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3
TEL / FAX 03-3449-9271
交通 地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分
JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分
渋谷より都バス06 新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車 徒歩3分
Website http://www.kobochika.com